医療法人仁泉会 介護老人保健施設なとり

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ホームお知らせグループホームおうじゅ 河北新報掲載について

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お知らせ

2014年01月23日
グループホームおうじゅ 河北新報掲載について

 1月21日の河北新報(夕刊)にグループホームおうじゅの記事が掲載されました。
認知症のために一度はあきらめていた絵手紙に再び取り組むようになった利用者様のお話です。
絵手紙は職員の発案で今年のホームのカレンダーとなり、地域にも配布されました。

【以下 1月21日(火)河北新報夕刊掲載記事】
 「なにがなんだかわからない。もうおわりかな...。かなしいな。」認知症を患った女性(79歳)が自室でつづった紙片の数々。入居していた名取市の「グループホームおうじゅの職員」が見つけた。
 その文章は心の叫びだった。長年、ライフワークとして打ち込んできたのが絵手紙。大切にしてきた絵筆を箸の代わりにするなど、道具の使い方すら分からなくなっていた。
 「もう描けなくなったのかもしれない。」ホーム側が道具を預かった。それを知った家族の悲しい表情を職員は忘れなかった。「もう一度、絵手紙やってもらいましょう。」一対一の習練が始まる。野菜や果物をテーブルに置く。隣に座って絵を描くまねをするなどして、思い出してもらう努力を重ねた。その結果、完成した作品は数十枚にもなった。
 職員発案で今年のホームのカレンダーとなり、35部が地域に配られた。月ごとにバナナやコスモス、ウサギなどが素朴なタッチで描かれている。「うれしい」「おいしそう」の添え書きも。絵手紙に再び取り組むようになってから、「悲観の文」は見つかっていないという。
絵の題材は身近なモチーフながら、繊細かつダイナミックな色使いと大胆な構図で表現されています。
老健なとりの施設内にも掲示させていただいておりますので、ご来館の際には、ぜひご覧ください。
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